【インタビュー】 ミュージカル『美少女戦士セーラームーン』新キャスト 田中梨瑚、MARISA、蒼羽りくが見どころを紹介 | GirlsNews

【インタビュー】 ミュージカル『美少女戦士セーラームーン』新キャスト 田中梨瑚、MARISA、蒼羽りくが見どころを紹介

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ミュージカル「美少女戦士セーラームーン」かぐや姫の恋人
ミュージカル「美少女戦士セーラームーン」かぐや姫の恋人

“ミュージカル『美少女戦士セーラームーン』かぐや姫の恋人”が、9月3日(金)より、東京・天王洲 銀河劇場にて上演される。今作は武内直子氏の原作により劇場アニメ化もされた番外編『かぐや姫の恋人』の初のミュージカル化で、セーラームーン/月野うさぎのパートナーである 黒ネコ、ルナのはかなくも切ない恋の物語を描く。ファンの中でも人気が高いロマンチックな作品が、舞台でどのように表現されるのか楽しみだ。

6月にオンラインで開催されたイベント、USAGI BIRTHDAY 記念「美少女戦士セーラームーン」ファンミーティング2021 では、ミュージカルに出演する新セーラー5戦士が初パフォーマンスを行い、ファンの期待を煽った。ミュージカルナンバーの『You’re my universe(Short ver.)』&名曲『ムーンライト伝説(Short ver.)』は、各種音楽配信サイトにて8月18日より配信開始されている。

今作では、マンガ・アニメ・ゲームを原作とする2.5次元ミュージカル作品を数多く手掛ける三浦 香さんが脚本・演出を担当。キャストも一新して、新しい“セラミュー”(ミュージカル「美少女戦士セーラームーン」)を誕生させる。

GirlsNewsでは、セーラームーン/月野うさぎ役:田中梨瑚さん、ルナ(人間の姿)役:MARISAさん、タキシード仮面/地場 衛 役:蒼羽りくさんの3名にリモート取材をお願いし、作品の見どころや、意気込みなどを聞いた。

--まずは自己紹介をお願いします。

田中「セーラームーン/月野うさぎ役をやらせていただきます、田中梨瑚です。普段はストレートの舞台を中心に、映像や声のお仕事もやらせていただいています」

蒼羽「タキシード仮面/地場 衛役の蒼羽りくです。私は2007年に宝塚に入団し、2019年に卒業いたしました」

MARISA「人間の姿のルナ役を演じさせていただくMARISAです。3人組のダンスボーカルユニット「color-code」としても活動しています」

--それぞれの役に決まったときと、初めて衣装を着たときの感想は?

田中「この役に決まったと聞いたときは、全く信じられませんでした。最初は全く実感が湧かずにいて、衣装のフィッティングを終えて、撮影をして、顔合わせをして、と徐々に実感が湧いてきて、やっと『私はセーラームーン役なんだ』という気持ちがついてきた状態です。
衣装もちろんすごいと思ったんですけれど、うさぎちゃんのお団子頭から伸びている髪が手の先に届くくらい長くてびっくりしました。今までこんなに髪が長くなったことはなかったので(笑)」

蒼羽「私もこのお話をいただいたときはすごく驚きました。とても有名な作品のとても有名な役柄だったので、嬉しい気持ちとありがたい気持ちと共に、責任感と緊張感が芽生えたというのが正直なところです。
衣装を着て、ヘアメイクをして、ビジュアル撮影へと進みながら、自分の中でタキシード仮面という役が少しずつできてきました。いまはこの役に挑戦できるという感謝の気持ちで溢れています」

MARISA「オーディションからかなり時間が経っているのですが、決まったときは、自分が小さいときに見ていた『美少女戦士セーラームーン』の世界の中に入るというイメージが湧きませんでした。
実際に役をいただいて、台本を読んで、衣装を着させていただいて、ようやく、とっても重大な役をいただいたんだなと思いました。
自分がアニメの『かぐや姫の恋人』を初めて観たときに「ルナちゃんって、人間になった時にこんなに可愛いんだ!」って感動したのを覚えているので、舞台でもその時のような感動を与えられるように、身を引き締めて頑張ろうと思いました」

--『美少女戦士セーラームーン』を知ったきっかけや、ご自身のエピソードがあれば教えて下さい。

田中「私が初めて『美少女戦士セーラームーン』を知ったのは、幼稚園児の頃にレンタルビデオ店で手に取ったのがきっかけで、すごくハマって見ていました。そこから何年経っても『美少女戦士セーラームーン』はやっぱり自分の中で大きな存在ですね。
6月にキャストが解禁されて、以前共演させていただいた先輩方からの反響が大きかったですし、同級生や近い世代の方からも『あのセーラームーンを演じるの?』っていう反応をいただいて、どの世代からも人気の作品なんだなと実感しました」

--世界中で人気がありますからね。東京オリンピックでは、ウズベキスタンの新体操チームが『美少女戦士セーラームーン』を演目の題材にしていましたが、ご覧になりましたか?

田中「びっくりしました! 衣装も本当にキラキラでかわいくて、5人の選手がボールを投げたり受け取ったりしているのが、まるで5戦士が戦って宙を舞っているように見えて、感動してワクワクしました。それとともに世界中で愛されている作品なのだなと改めて感じました」

蒼羽「『美少女戦士セーラームーン』は、私も子供の頃にずっと観ていました。幼い頃に描いていた絵が全部お団子頭に長い髪で、幼少期からすごく影響を受けていたようです。
私自身は学生のときはブレザーの学校だったので、セーラー服にすごく憧れもあって、“セーラームーンが着ていたセーラー服”というイメージが強いです。小さい頃の私に『大人になったらセラミューに出られるよ』って教えてあげたい作品です。
タキシード仮面は、宝塚の偉大な先輩がされていた役でもあるのですが、私がこの役をさせていただくことになって、宝塚時代の先輩方から励ましのお声をいただきました。ありがたい反面すごく緊張もしています」

--やはり、プレッシャーを感じますか?

蒼羽「そうですね。でも、私らしいタキシード仮面/地場 衛を見せてほしいと言っていただけたので、そのつもりで頑張ろうと思います」

MARISA「私はアニメの『美少女戦士セーラームーン』が始まったころよりも少し後の世代なんですけど、それでもセーラームーンを知らない子は周りにいないくらい、女の子だったら誰しもが憧れるキャラクターだと思います。
私はもともと宝塚が大好きで、それこそ蒼羽さんが在団されていた頃には足繁く劇場に通っていたので、宝塚OGの方が多く出演されてきたセラミューシリーズのことも、実はすごく気になっていました。今回の出演が決まってからDVDで全部観たんですけれど、やっぱりハマりましたね!
いまは稽古に参加していても、心の中で『あっ、セーラー戦士たちだ!』と喜んでしまうくらい、この憧れの場所にいられるというだけでとても幸せで、感無量です!」

--田中さんと蒼羽さんにお尋ねします。お互いにどんな印象を持たれましたか?

田中「顔合わせ前は、タキシード仮面のビジュアルでしかお目にかかれてなかったので、お話するまですごく緊張してドキドキしていたんですが、最初から気さくに話しかけてくださって、とても明るくて、すごく優しい方です。
以前、宝塚にいらっしゃったということで、稽古中は、どうポーズをしたら素敵に見えるかとか、どう動いたら綺麗に見えるかを教えてくださる、とても優しい先輩です。
でも、やっぱり衛さんスイッチが入ると本当にかっこよくて、そのギャップに気持ちが追いつかない状態です。本当にかっこよくて優しくて素敵な先輩です」

--蒼羽さんは宝塚で男役を演じられていましたが、思わずキュンとしたりすることは?

田中「数えられないくらい、ホントにたくさんあります! まもちゃんがうさぎちゃんの肩に手をかける場面があるんですけど、そのたびにキュンキュンしちゃって、ドキドキが止まらないです! 顔が赤くなってしまって、ほかの戦士のキャストたちにもツッコまれています」

蒼羽「梨瑚ちゃんの最初の印象は、セーラームーンのビジュアルを見たときで、『わぁ、すごく可愛い子だな』と思いました。本当にイメージにぴったりだなと。その後、顔合わせのときにご挨拶をさせていただいたら、やっぱりすごく可愛くて、実物もイメージそのものでした。
お稽古が始まって、何事にも真っ直ぐ、素直に、お芝居も歌も踊りも全部に対して全力で取り組んでいく姿が、セーラームーンが世界を救うために戦っていく姿にリンクして、私も頑張らなきゃなって思わせてもらっています。私の方が年上ですが、すごく頼りになるしっかり者です。
あと、とにかく何をしていても本当に可愛いんですよ!『なんでこんなにしっかりしてる上に可愛いんだろう』と思うくらいで、ちょっとズルいなぁと思います(笑)」

--うさぎちゃんはドジな一面もありますが、田中さんはそんなことはありませんか?

蒼羽「私からはすごくしっかりして見えますね。でも、ほかの戦士と話しているときは『やっちゃった~!』みたいな声も上げていて、そんなところも可愛いので、梨瑚ちゃん自身の中にあるうさぎちゃんらしさを出していっているのかなと感じています」

--人間のルナの役作りは難しかったですか?

MARISA「ルナちゃんは、ネコの姿でも精神はとっても大人のお姉さんで、いつもうさぎちゃんを見守っている存在です。
今回のルナは、ネコの姿から人間の姿に変身するので、変身前後でイメージがかけ離れないように、ネコの姿のルナを演じている櫻井佑音ちゃんと相談しながらやっています。
原作を知っている方は御存知の通り、実際に人間になって顕現するのは一瞬なんですよ。でも、中身はずっと同じなので、ふたりでひとりを演じるのはけっこう難しいなと感じています。
人間の姿になった後も、ネコの身のこなしとか、習性とか、仕草とかはたぶん消えないと思うので、そこをどれくらい表現できるかとか、ネコが人間になったときって、どういう表情になるんだろうとか、悩みながら役作りをしているところです」

--原作だと、ネコの姿であること以外のネコらしい描写はあまりないですよね(笑)。

MARISA「ヘッドセットを付けて指示をしたり、みんなを救うために奔走しているルナって、確かにネコとは思えないですね。でも、ネコの体ゆえの制約とかもあるはずで、それはネコになったことのない私には判らないんですけど、 ネコの動きを人間の体で表現する部分に関しては、ミュージカルの『キャッツ』を見て研究しています(笑)」

--稽古場の雰囲気について聞かせてください。

田中「顔合わせのときにはやっぱり皆さん、緊張感が漂っていたんですけど、徐々にほぐれて和やかになってきました。
稽古の進み具合は、これまで歌やダンスや立ち位置など基礎の部分をしていたので、これから骨組みに肉付けをしていく感じです。皆で一緒に作り上げていくんだと思うと楽しみです」

--ほかのセーラー戦士の皆さんはいかがですか?

田中「6月に『美少女戦士セーラームーン』ファンミーティング2021に出演したので、5戦士はそのときから集まって、歌や踊りの稽古をしていたんですよ。本当にマンガの中の5戦士みたいに仲がよくて、稽古から帰るときは、支度で遅れてしまうときも揃うまで待ってくれていたり、絶対に5人で帰ろうという暗黙の了解があるんです。年齢もバラバラなんですけれども、まるでもう同じ学校の同級生みたいですね」

--外部4戦士の方たちとの距離感は?

田中「外部の方とも相談して演技をすり合わせている部分もありますし、皆で一緒にお話しをさせていただくことも多いです。今回は5戦士と4戦士というよりは、10戦士全員で作り上げている感じです」

--それぞれがオススメの見どころと、公演への意気込みを聞かせてください。

MARISA「私は稽古場で、皆さんの稽古の様子を見てることがすごく多いんですけれど、この新たなセラミューの戦士たちが、私から見ると本当に新鮮で、“令和のセラミュー”という感じがするんですよ 。
本当に強くてかっこよくて、全員がステージに並んだときに、鳥肌がバァーって立つみたいな、そういう感覚って、生で見ていただいてこそ感じられると思うので、ぜひお気をつけて劇場に足を運んでいただけたらと思います。
自分としては、人間のルナとして現れるところが一番の見どころですが、それ以外のシーンでも舞台上に居ることがあるので、そこにも注目していただけたらなと思います。
この厳しい状況の中、すごく元気を与えてくれる作品だなと、1ファンとしても思いますし、出演者としても絶対元気になって帰ってもらえる作品だと思います」

蒼羽「タキシード仮面/地場 衛という役は、自分から積極的に動く役ではないんですけれど、いつもうさぎちゃんが困ったときや、セーラームーンがピンチのときに、手を差し伸べる存在で、その場にいることで、すごく温かみと優しさがある役だと思います。
私自身それを舞台上でどう表現できるか、皆様にどう感じていただけるかをすごく大切に演じられたらと思っていますので、ぜひ、その辺りを注目していただければと思います。

このご時世に、これだけ華やかなミュージカルをお客様にお届けできる環境にあることにとても感謝しております。お越しくださる皆さまには、十分に予防をしていただきながら、劇場では愛と夢のある世界に浸っていただけるように、キャストスタッフ一同で頑張っております。どうか暖かくお見守りください」

田中「歌や踊りはもちろんですけど、ステージのある一箇所でお芝居が繰り広げられているとしたら、その後ろでほかのキャラクターたちは何をしているのか、どういう対話をしてるんだろうかと、 想像を掻き立てながら観ていただけたら嬉しいです。
私自身としては、月野うさぎとセーラームーンでは中身が違うお芝居をしていて、うさぎちゃんがセーラームーンに変身すると、私の中でスイッチが変わるので、そこの対比を注目していただけたらありがたいです。

今回からキャストが総入れ替えになって、全く新しい作品になると思います。新しいセラミューを愛していただけるように頑張っていきますので…観に来てくれないと、月にかわっておしおきよ!」

 

ミュージカル「美少女戦士セーラームーン」かぐや姫の恋人

日程:9月3日(金)~12日(日)
会場:天王洲 銀河劇場
原作:武内直子(講談社刊)
脚本・演出:三浦 香
音楽:坂部 剛

出演:
セーラームーン/月野うさぎ:田中梨瑚
セーラーマーキュリー/水野亜美:前川歌音
セーラーマーズ/火野レイ:小林れい
セーラージュピター/木野まこと:松村キサラ
セーラーヴィーナス/愛野美奈子:牧野真鈴

セーラーウラヌス/天王はるか:寺田真珠
セーラーネプチューン/海王みちる:木下綾菜
セーラープルート/冥王せつな:南 千紗登
セーラーサターン/土萠ほたる:井手柚花

セーラーちびムーン/ちびうさ:小林百合香(Wキャスト)
セーラーちびムーン/ちびうさ:鎌田英怜奈(Wキャスト)

ルナ(人間の姿):MARISA
ルナ:櫻井佑音

宇宙 翔:沖 なつ芽
名夜竹姫子:玉井七海

スノー・ダンサー
小泉もえこ 匂坂あゆ美 長澤綾乃 平野裕理 森本さくら 柳田英理

プリンセス・スノー・カグヤ:岡村さやか

タキシード仮面/地場 衛:蒼羽りく

公式WEBサイト
http://sailormoon-official.com/stage/musical/
公式 Instagram
https://www.instagram.com/sailormoon_musical/

(C)武内直子・PNP/ミュージカル「美少女戦士セーラームーン」製作委員会2021

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