【インタビュー】中村裕香里と石井陽菜がダブル主演『ナースの推しごと』は笑って泣けて元気が出る舞台 | GirlsNews

【インタビュー】中村裕香里と石井陽菜がダブル主演『ナースの推しごと』は笑って泣けて元気が出る舞台

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「ナースの推しごと」キャスト
「ナースの推しごと」キャスト

ドタバタコメディに定評がある「カラスカ」が、中村裕香里と石井陽菜をダブル主演に据えた舞台『ナースの推しごと』を、7月14日より18日まで、上野ストアハウスにて上演する。7月17日18時からの公演の模様は、ツイキャスでの有料配信も予定されている。GirlsNewsでは、都内の稽古場を訪問し、 石井陽菜(片瀬いずみ役)、中村裕香里(雨宮香奈役)、ソラ豆琴美(佐倉ことり役)、大仲マリ(中島裕斗役)の4人に、それぞれの役柄や見どころなどについて尋ねた。

主宰の江戸川崇(えどがわ・たかし)氏が全公演の脚本・演出を担当するカラスカは、誰もが楽しめる笑って泣けるエンターテイメントな舞台を中心に本公演の他にも番外公演やプロデュース公演など様々な形の公演を主催している。

今作の『ナースの推しごと』では、舞台『アサルトリリィ』シリーズなど数々の舞台で活躍する石井陽菜さんと中村裕香里さんをダブル主演に、舞台『ときめきステーショナリー』やライブで幅広く活躍中のソラ豆琴美さん、劇団カラスカ所属の大仲マリさんほか、個性的なキャストが集結。痛快無比のドタバタお仕事推しごとコメディが、梅雨空もコロナ鬱も吹き飛ばす。

--ではまず、それぞれの役柄について教えて下さい。

石井 題名が“ナースの推しごと”で、私がそのナースの片瀬いずみ役なんですが、“推しごと”つまり“推し活”が大きなテーマになっています。いずみの推していた声優の雨宮香奈が、とある事件によって引退してしまうんですが、その後、たまたま いずみが働いている 村に香奈ちゃんがやって来て再会するんです。そこからなんやかんやあって(笑)、2人でいろんな事件を解決していくというお話です。いずみちゃんは、とにかく明るくて、私もこんなファンの人がいたらいいなって思うくらいパワフルで元気がもらえる子です。

中村 雨宮香奈ちゃんは元々ものすごく人気があった声優なんですけれど、ある事件によって、何もかも自信を失って精神的に傷ついてニートになっていたんです。それがひょんなことから、香奈ちゃんをずっと推してくれていたファンのいずみちゃんと出会ったことで、どんどん彼女に自分の背中を押されて前に進んでいこうと踏み出していきます。普通は声優のほうがファンの皆さんにパワーをあげる立場だと思うんですけど、今回はファンであるいずみちゃんのパワーが、みんなを動かしていきます。私自身も、こんなファンの人がいたら最高だなって思うし、役を通してファンの方からたくさんの力をもらっているんだなというのを改めて実感しています。

ソラ豆 佐倉ことりちゃんは、雨宮香奈の自称ライバルなんですが、一言で言うと、自意識過剰な勘違い女ですかね。すごく素直で欲望に忠実で、子供向けアニメに出てくるような典型的な意地悪な子です。でも、めっちゃ悪いやつというよりも、こいつバカだなっていうほうが大きくて、すごくイヤなやつだけど、どこか憎めない子なんです。

大仲 中島裕斗くんは、いずみちゃんが暮らす福風村の住人の一人です。もともと元気いっぱいな少年なんですけれど、その村では実は呪いがはびこっておりまして、裕斗くんも呪われてしまいます。いずみと香奈の二人が呪いを祓おうとするんですが、実は裕斗くんの心に背負った影があって、彼自身もそれを乗り越えて一皮二皮と剥けていく、成長ストーリーだなと私は思っています。

--中村さんと石井さんはカラスカのお芝居に何度か出演されていますが、稽古の様子や江戸川さんの演出はいかがですか?

中村 稽古はもうあと4回ぐらいなんですが、今日から初めて通し稽古をするんです。みんなすっかり仲よしになっていて、愉快に和気あいあいとやっています。どのシーンをやっていても笑いが絶えないのが、カラスカさんの特徴ですね。どんどん笑いが増えていくし、面白いネタも増えていって、こういう環境だからこそ、自分たちが持ち寄って生まれるものがたくさんあって、作品の成長が日々ある現場だなと感じてます。

石井 実は今回は江戸川さんが脚本を書き上げるのが遅くて、稽古をしながら書き進めていました。たしかに台本が全部できた状態で顔合わせってことは少ないんですけど、今回は本当に江戸川さんが自分でも難産っていうくらい産み出すのが大変だったみたいです。でもそれくらい妥協せずに本当に納得できるまでねばった脚本なので、特に最後がめちゃめちゃ泣けるいい話になっています。途中まで読んでいた私も、まさかこういう展開になるとは思いませんでした。カラスカさんはドタバタコメディが得意で、感動というよりも笑いが多いんですけれど、今回はファンの皆様も、私たち役者からも、どっちの立場からも共感できる、とてもいい話だなぁと思います。

ソラ豆 私もこの舞台を演じきったら、ファンの人の有り難みがさらに増しそうな気がします。

--ソラ豆さんは初めてカラスカに参加して、現場の雰囲気はどうでしたか?

ソラ豆 私はコメディーが得意ではないので、間のとり方とか、声の張り方とか、あえて抑えるところとか、すごく勉強になっています。稽古中に気がついたらすっかりお客さんになって一人で笑ってたこともあるくらい、すごく楽しい現場です。ただ、みんな窮地に置かれているから、台本を渡されて3分で読んで、次の3分で演じなきゃいけないみたいな大変さもあって。そんなこと今までできなかったので、役者としてはすごく成長できる現場です。

--稽古でのエピソードなどありますか?

大仲 この座組はとても食いしん坊が多くて。ゆかりん(中村)や、新井將くんが初っ端に和菓子を差し入れに買ってきてくれたんですが、みんなハイエナがむさぼるように食いついてました。次にタピオカ、その後にたこ焼き、次は小籠包と、伝染するように食べ物が流行ってます。

ソラ豆 流行りについていけてない。美味しそうと思いながら、恥ずかしくて取りに行けなくて。

中村 ソラ豆ちゃんはいま忙しくて、稽古が終わるとすぐ帰っちゃうからね。今度また買ってきてあげる。

--石井さんと中村さんの二人はこれまでにも共演されてますが、お互いの印象は?

石井 去年はそれぞれの生誕祭にお互いを呼び合った間柄なんですけど、ゆかりんは本当に天然太郎のほんわかゆかりんって感じです。さっきも取材の前にお水をお洋服にこぼしちゃって、アワアワしてました。私が出会った6年くらい前から、変わらず天然で可愛らしい人なんです。でも、役者としては本当にしっかりしていて、役に対する向き合い方がすごく真っすぐで、とても尊敬しています。

中村 嬉しい(照)。私は陽菜ちゃんは自分とは真逆の人だなと思うので、もちろん、しっかりした役も似合うけれど、今回のいずみちゃんも石井陽菜の器の中のハッピーな部分の頂上だけを切り取ったような、陽菜ちゃんならではの役です。そういう使い分けがすごく上手な人だなって思っていて、私もなるほどと思うことがたくさんあるし、すごくキラキラしている人だから、たくさん刺激をもらえる感じですね。

石井 初めて二人が会ったのは2016年の舞台「虚ろの姫と害獣の森」ですね。

中村 最初は怖い人なのかなと思った(笑)。

石井 声が低いからじゃないかな。

大仲 だって私には意地悪だもん。ひどいんですよ。コロナ対策で体温を測って書くリストがあるんですけど、私の名前の横にう○こが描いてあって!「誰だよこれ?」って言ってたら、遅れてきた陽菜ちゃんがわざとらしく「誰だろーねー?」って。思わず「お前だーっ!」って、指差しちゃいました(笑)。

ソラ豆 来る前に陽菜ちゃんだろうと予想はついてたんですけどね。

中村 陽菜ちゃんは、しっかり者でみんなの世話とかもしてくれるし、お茶目な部分も持ち合わせている方だなと思います。

--それでは、最後にそれぞれの見どころを聞かせてください。

大仲 私の見所は裕斗くんの成長ですね。このお芝居には家族愛とか友情とか、いろいろな愛が詰まっているんですが、裕斗くん視点で彼の成長を感じていただけたら、観ていただいた方も、周りのお友達が大事になったり、たくさんの愛に気づけるんじゃないかなと思うので、注目して見て頂けたら嬉しいです。

ソラ豆 ことりちゃんは自分と真逆の役なので、めちゃくちゃ振り切って全力でやりたいんですけど、どうか舞台を観て、ことりちゃんを嫌いになってもソラ豆琴美を嫌いにならないで欲しいです。稽古場ではものすごく楽しんでやってるんですけど、家に帰って冷静になると「嫌われたらどうしよう。こんな私でキモいとか思われたら」って、不安になります。ことりちゃんが出てくるところは基本的に楽しいシーンなので、頭を空っぽにして観てもらいたいです。

--逆にそれで好きになるファンもいるかも?

大仲 めちゃくちゃファンが増えると思いますよ。もっと振り切ってやったほうがいいと思う。

中村 体力の回復は寝たらよくなるけど、心を回復するのって結構大変じゃないですか。香奈ちゃんはこの作品の中で、最初は塞ぎ込んでいたのに自分の中の力を振り絞って、ほかの人を助けてあげようとします。いろんな人の力を借りながらも努力をして、一歩一歩前に進もうって、成長していく感じを見ていただけたら嬉しいです。実は雨宮香奈の他に演じているところもあるので、いろんな中村裕香里を見てもらえると思う。今までやったことがないようなビジュアルにも挑戦したので、それも楽しみにしていただけたらと思います。

ソラ豆 私が初めて会ったのがビジュアル撮影の時で、そっちの姿のほうが第一印象だったんです。すごい可愛い人だなぁと思っていたら、その後の顔合わせで普段の中村さんを見て「めっちゃ綺麗な人がいる!」って、予想外の大変身にびっくりでした。

石井 こんな可愛いナース服を着ることはなかなかないと思うので、ファンの方はしっかり目に焼き付けていただきたいです。いずみちゃんは本当にずっとハッピーな子で、何があってもプラス思考でポジティブで、いろんな人に力を与えてくれる子です。私自身もいずみちゃんを演じていてすごく明るい気持ちになるので、皆さんも舞台上のいずみちゃんからパワーをもらって、「明日も頑張って生きよう」って思ってくれたら嬉しいです。

舞台『ナースの推しごと』
【日程】
7 月 14 日(水)~7 月 18 日(日)
【劇場】
上野ストアハウス(台東区北上野 1-6-11 NORD ビル B1)
【脚本・演出】
江戸川崇 (カラスカ)
【キャスト】
中村裕香里
石井陽菜
新井將/森輝弥/ソラ豆琴美/秋元美咲/武藤志織/吉田菜都実/ぱーる/東雲ゆうさ/隅田滉太郎
大仲マリ/久高将史/ぴんきゅ/峰之/大橋タクヤ/柴田康平
【詳細】
カラスカ公式HP http://karasuka.net/

【あらすじ】
人気声優である雨宮香奈は、とある事件によって引退。コミュ症のニートになってしまう。
そんな香奈を心配した妹の美由紀は、香奈を親戚がいる田舎の福風村へと連れて行く。その村で香奈は、香奈の大ファンである、ナースの片瀬いずみと出会う。

そして、なんやかんやあって香奈はいずみと共に福風村にはびこる呪いを解くことを任されてしまう。

呪いにとり憑かれた若者達、不登校YouTuberと一緒に遊ぶ謎の隊長、やたら病んでるお嬢様にアメリカ帰りのドクターや陰謀企む女社長、そして面妖な化け物。
様々な呪いにかかった者達の想いが交錯する中、いずみの推しごとに支えられ、香奈は呪いを解くお仕事をこなすことが出来るのか!

カラスカが贈る、闇と病みを祓う愛と呪いのドタバタお仕事推しごとコメディ!

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